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2007年3月 7日 (水)

田川建三の吉本隆明批評

吉本隆明がまだ充分に他者を批評して、その妥当性を広く認めさせていた時代に、

吉本を正面から論じて、感情的ではない理論的な批評を展開したのは

私が知る限りでは新約聖書学者の田川建三くらいではないだろうか。

この批評を読んだ上でなお吉本隆明の数多い著作を読んでいくと

非常に視野が広がり、さまざまな角度から物事を考えることが

できるようになるはずである。

結局のところどちらの言い分が正しいかということではなく、

どちらの言うことも自分がこの世界を把握するために有益であれば、

耳を傾ければいいのだと思う。

そして何よりもこの二人の思索者の語り口調に元気をもらうことが

できれば、一般の読者としては何よりだと思うのである。

次回は、吉本隆明の別の作品について書いてみたいと思いますので、

よろしくお願いします。

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