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2007年3月 2日 (金)

太宰治の欲しかった芥川賞

まだ学生だった太宰治が小説を書くようになったのは

芥川龍之介の影響によるところが大きいのだと思われます。

そして、そんな太宰だからこそ、第一回の芥川賞には

人一倍その獲得に力を注いだのだと思います。

けれど結果は残念なものになってしまいます。

太宰が憧れた芥川の作品はどれも技巧的で、

古典に題材をとったものなどもあり、

少し分かりにくい点があることも事実ですが、

読んでみると以外に面白いものもあるので、

ぜひ何冊か読んでみてもらいたいと思います。

大江健三郎が小林秀雄から教えられた読書の方法として

その作家の全集を全部読むということを薦めていますが、

芥川龍之介という作家にはそのような方法が

楽しむための方法として、向いているように思います。

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