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2007年4月12日 (木)

現代哲学の出発点としての現象学

竹田青嗣の解説を読むと次に読みたくなるのがやはり

現象学の始祖エドムント・フッサール自身の作品ではないだろうか。

フッサールはドイツの哲学者らしく、その思索の過程は

どこまでも厳密さを追及し、「厳密な学としての哲学」として

現象学という学問体系を構築するに至る。

現象学の理念は、それぞれが独自の継承の仕方をしたとはいえ、

ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティなどに継承され、

現代思想の諸潮流に計り知れない影響を与えている。

ただし、フッサールの作品はどれをとっても竹田青嗣が

簡明に解説してくれているほど、単純に意味が取れるものは

少ないというのが正直な感想である。

しかも読み慣れないと、日常生活において我々が

経験しているようなことについて言及されているにもかかわらず、

そのことが哲学用語によって、はっきりとイメージできないという

難点が随所に見られるので、とにかく一度読み流して

また入門書や解説書を読んでから、フッサールの作品に帰ってくる

くらいの気持ちで手にしていただければいいのではないでしょうか。

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