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2007年4月 4日 (水)

中上健次が追い続けたフォークナー

ウイリアム・フォークナーというアメリカの作家をご存知だろうか。

ノーベル文学賞を受賞しているのだが、日本では大江健三郎や

中上健次がその影響を強く受けていると思われる。

ヨクナパトーファサーガというアメリカ南部の町を舞台にした

一連の作品群は、そのあまりにも難解な文章にもかかわらず、

読むものを圧倒するだけの力を持っている。

逆に言えば、その難解な文章ゆえに多くの読者が

その作品世界に引き込まれてしまうのかもしれない。

とにかく解説を読まないと一度では全ての出来事を

理解できないような小説なんて他にはそう多くはないだろう。

それでいて充分に楽しめてしまうのだから不思議な作品である。

どの作品から読むのがいいのかは諸説あるだろうが、

私としては『サンクチュアリ』からが良いのではないかと考えます。

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