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2007年4月17日 (火)

現象学のある種の継承の仕方・メルロ・ポンティ

現象学の影響下にあったサルトルとメルロ・ポンティであるが、

その同時代人への影響力という点ではサルトルが圧倒的に

強いのではあるが、その後の思想の有効性という点では

メルロ・ポンティに軍配を上げないわけにはいかないだろう。

サルトルの現象学理解の甘さとハイデッガーに対する誤解は

あまりにも有名なことであるが、それでも実存主義といえば

サルトルと言われるような一時代を築いたのであるから、

流行というのは奇妙なものである。

メルロ・ポンティの作品はどれも興味を持って読み進められれば、

これほどその論理展開に感心させられる本も少ないが、

その一方で自分の関心事に触れてこないと感じる人には

大学の眠くなるような講義を聴かされている感覚になるかもしれない。

ただ、現象学に興味を持ってもらえた人にはぜひお薦めの

思想家であることには代わりがないと思うので、

その作品群の中でも重要と思えるものを紹介しておきます。

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