現象学的方法による精神医学を提唱したカール・ヤスパース
ドイツのオルデンブルクに生れたカール・ヤスパースは
初めは法学の勉強をしていたが、その後は医学に転じ、
大学の精神科に勤務して、心理学の教授資格を取るが、
更に精神病理学から哲学へ転向した思索家である。
現象学的方法による精神医学の方法を確立したことでも
有名であるが、日本では『哲学入門』という作品が
最も有名であろうか。カール・ヤスパースの議論は
今から見ると少し物足りなさも感じるかもしれないが、
それでも以下の諸作品は一読する価値があると思います。
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