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2007年5月11日 (金)

構造主義からポスト構造主義へ・ミシェル・フーコー

構造主義の最も良質な部分を代表していると同時に、

ポスト構造主義の先駆けともなった思想家といえば、

やはりミシェル・フーコーを挙げるのが妥当であると思う。

フーコーは『狂気の歴史』、『言葉と物』、『知の考古学』、

『監視と処罰』、遺作『性の歴史』全3巻など主要著作は

どれを読んでも面白いところが必ずあるというくらい

刺激的な論考を書き続けた思想家であり、

新しい発見をもたらしてくれる知の巨人という感じである。

最近では著作等の翻訳もかなり多くなってきたようで、

書店などでも目にする機会が多くなったような気がする。

とにかく新しい発見をさせてくれる思索家で、

読まないと損というくらいにお薦めの作品群である。

最近、見かける物では、文庫本の『フーコー・コレクション』(6冊)と

単行本の『ミシェル・フーコー思考集成』(10冊)も楽しめます。

更には、文庫本で『フーコー・ガイドブック』も出ています。

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