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2007年6月10日 (日)

様々に論じられる芥川龍之介

芥川龍之介という作家を現代の読者が教科書以外で

思い出すとすれば、やはり芥川賞であるだろう。

もちろん当初はその理知派の作品の知的構成が

純文学の新人の登竜門という芥川賞の性格付けに

うまくマッチしていたのであるだろうが、

現在ではその賞の大きさのみが話題となり、

芥川龍之介本人からは遥かに遠ざかってしまった

感があることは否めない事実であろう。

しかし、そうであったとしても芥川龍之介という作家の

魅力そのものが失われてしまったわけではないし、

やはりその最期を含めて様々に論じられてしかるべき

偉大な作家であることに変わりはないだろう。

今回は芥川龍之介論の中でも、比較的読みやすいものを

紹介しておきたいと思います。

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