« 橘玲さんの『亜玖夢博士の経済入門』を読んでみた | トップページ | 山本浩司さんの『ツーウェイ資格試験合格法』を読んでみた »

2010年8月18日 (水)

吉本佳生さんの『金融商品にだまされるな!』を読んでみた

吉本さんの『金融商品にだまされるな!
本当に正しい預金、債券、個人年金の使い方』を読んでみた

 (5つが最高)

金融商品に疎い人にとってはマークを5つ付けても良いと思う。

私もその昔ネットバブルの華やかな時代には仕組債なる

金融商品を検討したことがあるくらいなので、この本に出てくる

いろいろな商品の特徴がとてもよく分かる。

たぶんその頃は1度目は購入していれば儲かったと思うが

それ以降何回かすると安くなってしまった株券で償還され

かなりな損失をこうむることから、注意が呼びかけられたはず。

ネット株が上昇する中、それに乗り遅れた株式投資未経験者に

債券としてある程度の利回りを提示するものの、

ある株式の価格に対して条件がついており

株券で償還される可能性が書いてあったと記憶している。

このとき株券を手にすることは条件が悪いほうに

確定したということなので、利回りに対してリスクが高すぎる

商品であったはずなのだが、私を含め多くの人は

株券になったとしても再度値上がりすることによって

損が発生しないかのように錯覚していた。

自己責任と言われれば確かにそうだが、

その当時この本が発売され、手にしていれば

自分がいかに馬鹿であるか理解できたに違いない。

そういう意味で、とにかくためになるし

第2章のインフレに強いのが普通預金だというのも

意外な感じがするが納得させられる。

知識がないというのは本当に恐ろしいということだ。

金融リテラシーは学校では身に付かないので

こういった良書が広く知られるようになることを

願わずにはいられない。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 最近流行している『危ない金融商品』のポイント解説
第2章 インフレに強いのは、意外にも、古くからある普通預金
第3章 高金利で元本保証で、しかも金利がステップアップする円定期預金
第4章 よほどの不運に見舞われない限り、高金利が得られる債券
第5章 ふつうより有利な条件でスタートできる外貨預金
第6章 元本は円建で安全で高金利なのに、円安でさらに金利が上がる預金
第7章 大学や地方銀行などが喜んで買い、個人なら富裕層しか買えない債券

金融商品にだまさ...

金融商品にだまさ...

価格:1,575円(税込、送料別)

|

« 橘玲さんの『亜玖夢博士の経済入門』を読んでみた | トップページ | 山本浩司さんの『ツーウェイ資格試験合格法』を読んでみた »

金融・経済」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 吉本佳生さんの『金融商品にだまされるな!』を読んでみた:

« 橘玲さんの『亜玖夢博士の経済入門』を読んでみた | トップページ | 山本浩司さんの『ツーウェイ資格試験合格法』を読んでみた »