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2010年9月19日 (日)

勝間和代さんの『チェンジメーカー』を読んでみた

勝間さんの『チェンジメーカー』を読んでみた

 (5つが最高)

勝間さんの本を読み進めていく際に

良いなと感じるか駄目だなと感じるかは

全体の中で必ずいくつか反発を覚える箇所があり、

その反発が大きいときは全体として

悪い印象の本になり、それほど大きくないときは

良い印象の本になるというのが私の傾向である。

逆に言えば、どれだけ良いことが書かれていても

悪い部分に評価が左右されてしまうということである。

これはちょっと私にとっては珍しいことで

他の著者の作品に対しては

どちらかというと悪い部分は読み飛ばして

良い部分から出来るだけ多くのことを学ぼうと

していることと傾向が異なっている。

私にとって「自己啓発」というのは

「他者」からのアドバイスのうち、自分にとって

有益だと思えるものを好みにしたがって取り入れ

「自己」を「啓発」しようというものである。

けっして自分を自分の努力のみで磨くことではない。

けれどなぜか、勝間さんに対しては

「他者」からのアドバイスとして、有益なものを

取り入れるだけでなく、悪い部分に評価が

引っ張られてしまう傾向が極めて強い。

これはある意味では勝間さんのキャラクターの

強さであり、良い点でもあるのだろう。

そもそも自己啓発本をいくつか読んで

その内容を忘れないためにブログを使うことも

勝間さんに影響されて始めたことである。

けれどこの本について、どのようなことを

忘れないように書き記すかはとても迷うところである。

とりあえず「35歳独身限界説」には反発を覚えた。

よく言われるように35歳を過ぎると転職が困難になる

ということは何となく私も感じているけれど

独身ということに何か意味があるようには思えない。

離婚をした人や死別した人も独身とするなら

なおさら意味がないし、人によって違うでしょ

ということくらいしかないように感じられる。

この本の主題ともどうつながるのかもはっきりしない。

むしろ「終身雇用神話」が崩壊しているからこそ

年齢による限界というものを見出してしまう

という現れなのではないだろうか。

「終身雇用神話」が今も存在するとするなら

少なくともサラリーマンにおいては

35歳に限界があるかどうかを

多くの人が実感する場がない気がする。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 「チェンジメーカー」になろう
第1章 「シルバー資本主義」を打ち破ろう
第2章 「なごり政治」を改革しよう
第3章 政治家に政治を預けるな
第4章 結婚のすすめ─「35歳独身限界説」とは何か?
第5章 「労働一神教」から抜け出そう
第6章 勝間流「転職必勝法」
第7章 「終身雇用神話」にだまされるな
第8章 「ビジネスモデルの陳腐化」にどう対抗するか
第9章 「本当の経営者」を育てよう
第10章 「男女共同参画社会」が日本を幸せにする

チェンジメ...

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