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2010年9月26日 (日)

小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』を読んでみた

小宮さんの『ビジネスマンのための「数字力」養成講座
これで、もっともっと見えてくる』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、ビジネスマン向けの基本書と言っても良い。

「数字」を意識する重要性を丁寧に説明し

ビジネスの基礎を教えてくれている。

会計だけでなく経済全体への目配りもあり

学ぶべき点が多く、とても参考になった。

小宮さんの言う「数字力」とは、
①把握力・・・全体を把握する力
②具体化力・・・具体的に物事を考える力
③目標達成力・・・目標を達成する力
の3つが身に付くことだという。

そして、「数字の見方」の7つの基本は、
①全体の数字をつかむ
②大きな数字を間違わない
③ビッグフィギュア(大きな数字)を見る
④大切な小さな数字にはこだわる
⑤定義を正確に知る
⑥時系列で見る
⑦他と比較する
で、これはまさに基本中の基本。

けれど、「数字力」を妨げる罠というものもあり

その代表的なものとして6つの「数字の罠」が

事例とともに紹介されている。

①主観の罠
②見え方の罠
③常識の罠
④統計の罠
⑤名前の罠
⑥思いこみの罠

それでは、「数字力」を上げるためには

どうすればよいのかだが、それには

確実な5つの習慣があるという。

①おもな数字を覚えておく
②定点観測をする
③仮説を立てて部分から全体の数字を推測する
④数字を関連づけて読む
⑤常に数字で考える

それぞれの詳細については本を読んでもらうとして、

今まで数字にあまりこだわりのなかった私としては

簡単に読めて、とてもよい勉強になった。

定期的に繰り返し読んで、数字への意識付けを

していければ、なお役立つ本だと思う。

【マクロ経済の数字 10】
①国内総生産(GDP)
 国内で作り出された付加価値の合計
②日銀短観業況判断
 日本銀行が4半期に1度発表
③景気動向指数
 「先行指数」「一致指数」「遅行指数」の3つがある
④現金給与総額
 基本給と残業代等とボーナス等を加えたもの
⑤有効求人倍率
 求職者数を求人数で割ったもの
⑥M2+CD
 現金通貨と預金通貨に銀行等の準通貨
 及び譲渡性預金(CD)を加えたもの
⑦マネタリーベース
 現金通貨と日銀当座預金残高を合計したもの
⑧国内企業物価指数
 企業間で取引される商品価格に焦点を当てた物価指数
⑨外貨準備高
 国が持つ公的な準備資産
⑩国際収支
 ある一定期間に生じた海外との取引の収支合計

【ミクロ会計の数字 10】
①資産、負債と純資産
②売上原価と仕入れ、製造原価
③棚卸資産
④減価償却
⑤売掛金と買掛金
⑥売上総利益と営業利益、経常利益
⑦営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
⑧利益とキャッシュフロー
⑨財務会計と管理会計
⑩時価会計

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「数字力」で世の中の見え方が変わる!(次の数字を知っていますか?/まずは、「関心」! ほか)
第2章 数字の見方七つの基本(全体の数字をつかむ/大きな数字を間違わない ほか)
第3章 数字力を阻害する六つの罠(主観の罠/見え方の罠 ほか)
第4章 数字力が高まる五つの習慣(おもな数字を覚える/定点観測をする ほか)/付録

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