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2010年9月 8日 (水)

橘玲さんの『臆病者のための株入門』を読んでみた

橘さんの『臆病者のための株入門』を読んでみた

 (5つが最高)

吉本佳生さんは、「株式投資は社会に貢献するギャンブル」

であると言い切っていたが、橘さんも、

「株式投資はギャンブルである」と言い切っている。

しかし、その後ですぐ、「でもそれは、たんなる賭け事

ではない。素人でも大きな果実を手にすることが出来る、

世界でもっとも魅力的なギャンブルなのだ」と言う。

そして、「資産運用に成功するのに、あなたは別に

ギャンブラーになる必要はない」と続ける。

また、「最大の資産はあなた自身である」というあたり

橘さんらしい絶妙な展開である。

結局のところ、経済学的にもっとも正しい投資法は、

世界市場全体に投資することであり、

初心者が株式市場を体験するなら

リスクの取れる金融資産の8割を世界市場の

インデックスファンドでまずは運用する。
(各市場の時価総額の比率に応じて保有する)

そして残りの2割をトレーディングや個別株投資に

割り当てるくらいが基本となるとのこと。

私は最近は世界の債券ファンドに注目しているが、

やはり世界の株式でないと、ある程度の利回りは

たたき出せないようである。

個別株投資は痛い思いをしているので

しばらくは手を出せないとなると

やっぱり海外の株式のインデックスファンドが

一番有力な投資先で、残りの1~2割を

FXでトレーディングするくらいがいいところか。

もとより分散するほどの資産なんてないので

海外株式のインデックスファンド1点買いも

充分ありえる戦略ではあるが、くれぐれも

投資は自己責任でということで。頑張りましょう。

臆病者のため...

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価格:788円(税込、送料別)

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