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2010年9月22日 (水)

真壁昭夫さんの『最強のファイナンス理論』を読んでみた

真壁さんの『最強のファイナンス理論
心理学が解くマーケットの謎』を読んでみた

 (5つが最高)

この本の主題は、タイトルは「最強のファイナンス理論」だが、

「行動ファイナンス理論」の入門的解説である。

とにかく分かりやすく解説してくれているので、

経済学と心理学のミックスされたようなこの理論を学ぶには

初めの一冊としてはとても便利なものとなるだろう。

ただ、この理論が本当にファイナンス理論として

最強かどうかということになれば疑問はある。

けれど私としては効率的市場仮説は明らかに誤っていると

考えているので、この行動ファイナンス理論の考え方は

とても読んでいて面白かったし、興味深い。

経済学者のユージン・ファーマが株価を研究した際に

平均値から標準偏差5個分も離れたジャンプは

7000年に1度のはずなのに実際には3~4年に

1度の割合で起こっていた理由として、

投資家がいかなる種類の統計的な秩序にも

基づいて行動したりなどしていないためだと

結論付けられるように、市場は効率的などではない。

問題は、その歪みを私が個人として利用して

儲けることができるかであるが、このことの答えは

いまだどの本の中にも見つけられていない。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 トルコ石はなぜ消えた?
第1章 マーケットに“ただ飯”はあるか?
第2章 それが人情―山勘に頼ると間違える
第3章 揺れる思いの人間心理―プロスペクト理論
第4章 理屈の通らぬこともある―アノマリー
第5章 実践、実践、また実践

最強のファイナ...

最強のファイナ...

価格:735円(税込、送料別)

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