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2010年10月 8日 (金)

マルコム・グラッドウェルさんの『第1感』を読んでみた

グラッドウェルさんの『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』を読んでみた

 (5つが最高)

グラッドウェルさんの本をもしこの本から読んでいたら

挫折していたかもしれないと思うくらいに私には

納得感の薄い作品であるように思えた。

何か決断に迫られた時、あれこれ悩んだ末に選ぶより

第一印象を信じたほうが案外上手くいくということは

私も学生時代のテストなどで経験したし、

一目惚れした人と結婚して上手くいったというような話も

聞いたことがないわけではない。

しかし、「輪切り」の力というのが実際にどういうことか

はっきりと分かったわけではないし、それが経験の

積み重ねによる勘のようなもののことなのか

いまひとつ私には理解できなかった。

むしろ興味をもって読んだ箇所はジョン・バージという

心理学者が考えたという「プライミング実験」という

適応性無意識に働きかける実験のほうで

よく目標などを紙に書いて目に付くところに

貼っておけというようなことを言う人がいるが

そのことにより無意識のうちに目標に近づくという

ことがあるのかもしれないと感じた。

グラッドウェルさんの本の書き方は、対象とするものが

私の興味と一致するときには良い方向に向かうが

対象に対して疑いを持っているようなときには

正直なところ飽きてしまうようなところがある。

よくマーケティングに関心がある人には面白いのでは

ないかというようなことが言われたりするが

あいにくそのような分野に今までは関心がなかったので

何となく全体の印象がぼんやりしてしまう気がした。

次の作品に期待することとしたい。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「輪切り」の力―ちょっと情報で本質をつかむ
第2章 無意識の扉の奥―理由はわからない、でも「感じる」
第3章 見た目の罠―第一印象は経験と環境から生まれる
第4章 瞬時の判断力―論理的思考が洞察力を損なう
第5章 プロの勘と大衆の反応―無意識の選択は説明できない
第6章 心を読む力―無意識を訓練する

第1...

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