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2010年10月26日 (火)

ロブ・ブッカーさんの『超カンタンアメリカ最強のFX理論』を読んでみた

ロブ・ブッカー/ブラッドリー・フリードさんの
『超カンタンアメリカ最強のFX理論』を読んでみた

 (5つが最高)

とにかく簡単な方法であることは確かである。

そのためか取引手法にアリゾナ州の地名を

つけて呼んでいるので、日本人にはなじめない。

日本で語られるFXの手法や理論は、

株式投資から発展したものが多いので、

ロブ・ブッカーさんに言わせれば「通用しない」らしい。

また、アメリカではFXトレーディングのアドバイスが

ビジネスとして成り立っているということにも驚いた。

参考になる手法は、「2trendy」だと思う。

「NYボックス」という手法は、簡単だが、

あまり「ブレイクアウトルール」に該当するような

状況が訪れないことと、「リバーサルルール」が

上手く機能しないことがあるので注意が必要。

トレードで勝つための4要素は次のとおり。
①マネーマネジメント
②トレード日誌をつける
③バックテスト
④テクニカルシステム(いわゆる手法のこと)

マネーマネジメントの重要性を強調していることは

とても良いことだと思うので、参考にしている。

特に手法よりもマネーマネジメントが大切という

考え方は、FXでは間違いないと思う。

ただ、バックテストについては、この本では

必ずやるようにと強調されているが、

実際のトレードとテストでは違いがあり、

私のようなビビリにはテストで上手くいっても

実際にやってみると同じようにはできない。

また、トレード日誌も他の本でも薦める人がいるので

やってみたこともあるが、時間ばかりかかって

トレードそのものの時間が削られてしまうので、

時間がない私には効果が現れなかった。

ただ、テストが充分ではなく、トレードを振り返る

ようなこともしないで儲けられないのは

当たり前といえば当たり前の結果でもある。

せめて成功したときと失敗したときの

パターンくらいはメモしておき、

失敗を繰り返さないようにして

成功したときのパターンを繰り返せるように

準備が出来たら、またFXに取り組んでみたい。

この本が、やる気にさせてくれることは間違いない。

【目次】(「BOOK」データベースより)
FXを間違えた日本人/ロブの主たる武器「2trendy」/世界でいちばん日本人向き!?「NYボックス」/ロブが使う最小限のテクニカルと「アリゾナルール」/「アリゾナルール」10の手法/マネーマネジメントこそが成功のカギ/ロブは“バックテスター”/「10pipsはうれしくない?」勝つ人の戦略と習慣

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