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2010年11月18日 (木)

辛坊治郎さんの『日本経済の真実』を読んでみた

辛坊治郎/辛坊正記さんの『日本経済の真実 ある日、この国は破産します』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、テレビでお馴染みの辛坊治郎さんと

そのお兄さんの共著でとても軽やかな語り口。

普通のビジネス書には見られないような

「クルクルパー」といった批判の言葉もあり

なかなか辛口で楽しい内容になっている。

そのため厳密性にはかける部分もあるが

そのことのみを取上げて批判しても始まらない。

本質はこの国が本当に破綻するような状況にあるのか

破綻する可能性があるなら、それを回避するための

方法はありうるのかということである。

そこに限って言うならこの本はとても丁寧に

問題の核心部分を解説してくれていると思う。

特に第1章の「日本経済入門」は分かりやすく

考え方を整理するにはとても良い内容。

第2章の「歴史」は、私には知っていることが多く

少し中だるみの感もあったが、それ以降は良かった。

特に多くの人が批判の矛先を向けている

小泉・竹中改革の功績を評価する第3章は

多くの人に読んでいただき、考えてもらいたい。

ただ、第5章は少し作りが杜撰で残念ではある。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 暴論に騙されないための日本経済入門(GDPって何だろう?!/何が成長を決めるのか? ほか)/第2章 歴史から学ぶ─なぜ日本はこんな国になったのか(昔、日本はとても元気だった/高度成長後の日本で何が起きたのか)/第3章 日本沈没を食い止めた小泉・竹中改革(小泉改革以前に日本で何が起きていたのか?/データが示す小泉・竹中時代の功績 ほか)/第4章 政権交代への失望(労働者保護で失業率UP/友愛政治と経済破綻 ほか)/第5章 日本を滅ぼす5つの「悪の呪文」(「経済の豊かさより心の豊かさが大切」/「大企業優遇はやめろ!」 ほか)

日本経済...

日本経済...

価格:1,000円(税込、送料別)

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