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2010年12月 1日 (水)

親野智可等さんの『「親力」で決まる!』を読んでみた

親野さんの『「親力」で決まる! 子供を伸ばすために親にできること』を読んでみた

 (5つが最高)

この本の作者は、静岡県の公立小学校で教鞭をとる

現役教師ということだが、とても子供と上手く向き合って

ともに成長してきた良い先生なのだろうと感じる。

本の内容は、教師として21年間、教育現場の最前線に

立つ中で感じてきたという、親が子供に与える影響力の

大きさについて、「親力」としてより良いものになるよう

にと、考え抜かれた実践的アドバイスに満ちている。

私自身も気が付けば、もう長いこと教育業界にいるが

肝心の自分の子供について疎かになってしまっていた

ことを反省させられる内容でもあった。

さすがにベテラン教師として経験・知識・理解・技術を

少しでも家庭で役立ててもらいたいということで

書かれているため、1つ1つのアドバイスが

実践してみたくなるようにまとめられている。

たとえば子供に歴史を学ばせるきっかけとして

歴史漫画を薦めているが、これなどは

うちの下の子には少しずつだが効果が出てきている。

漫画だから駄目ということではなく、いい効果が

生まれるなら何でも使えばよいというスタンスは

とても好感が持てるし、納得がいく。

とにかく子供に良さそうなことは実践してみて

それで子供たちが楽しそうにしていなかったら

すぐ次のものを試してみるという繰り返しで

いくつか成功したものが残っていく。

我が家では子供を連れて美術館や博物館に行ったり

したことも、この夏のいい思い出になった。

気合を入れてやったことでもまったく見向きもされない

ことも当然あるが、それでもやらないよりはいい。

この本に触発され、これ以降かなりの数の

教育関係の本を読んだが、この本を超える本には

まだ出会っていないというほどの良書。

子供が小学生くらいまでなら必ず1度は読んでみて

欲しいというくらいのお勧めの1冊です。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 子供の「楽勉」をプロデュースする(トイレに地図を張ると地理が得意になる/テレビの横に地図帳を置くと地理が好きになる/4、5年生から歴史漫画を読ませると歴史に強くなる ほか)/第2章 学力・人間力を伸ばす習慣(子供の頃の熱中体験がとても大切。その二つの理由とは?/自分の仕事をやっている子は、学力が伸びる/早寝の子は、学力が伸びる ほか)/第3章 幸せな親子関係の作り方(「一会入魂」で、今このときを大切にする/「一会入魂」で、子供をやる気にさせる/子供を伸ばすコツは褒めることに尽きる ほか)/対談 重松清×親野智可等「親が“楽”になれば子は伸びる」

「親力」で決...

「親力」で決...

価格:1,470円(税込、送料別)

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