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2010年12月24日 (金)

本田健さんの『スイス人銀行家の教え』を読んでみた

本田さんの『スイス人銀行家の教え
お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、2003年に単行本としてベストセラーとなった

『ユダヤ人大富豪の教え』の続編として、2004年に

単行本として発売されたときは『スイス人銀行家の教え』

というタイトルであったものである。

だから、私にとってはこの本はあくまでもケンが、

その後、どうなったのかという物語というよりは、

スイス人銀行家からケンが教えられたことをまとめた

ユダヤ人大富豪からの教えとは異なる話である。

なぜこのような前置きをするかというと、

この本がのちに2006年に文庫化されたときに

『ユダヤ人大富豪の教えⅡ さらに幸せな金持ちになる

12のレッスン』改題されて出版されているからである。

そして、私はこの改題には正直不満なのである。

この本の話はどう考えても『スイス人銀行家の教え』

であって、私の中では大切な作品だったからだ。
(アフィリエイトのリンクはだから単行本にしている)

スイス人銀行家のホフマン氏の話で印象に残った

ものをいくつか書かせてもらうと次のとおり。

『ほとんどの人は、自分の時間をいかに効率よく使うか
にしか意識を向けない。手帳の書き方を工夫したり、
細切れの時間をどう使うかしか考えない。それでは
忙しいのは少しも変わらず、かえって大きなものを
取り逃がしてしまう。時間を有効に使うには、もっと
大きい視点からものを見なくてはいけないのだよ。
 人生で最も時間を効率よく使いたければ、自分の
いちばん得意で好きなこと以外は、ほかの人にやって
もらうことだ。そのためには任せる天才にならなければ
いけない。こういうと、自分だけ好きなことをやって、嫌いな
ことを人に押しつけるというように考えるかもしれない。
 世の中には、たくさんの種類の人間がいる。何かを
任せる時には、いちばんそれを楽しんでやれる人を
見つければいいのだ。任せる人を選ぶのが九割の仕事で、
あとは、何をどのように任せるのかを考えればいい。』

長く引用させてもらったが、勝間さんの「断る力」も

このような発想なのかと思いながら読んだ。

『お金から解放されるには、八つのステップがある
①お金に支配されていることを知ること
②お金との関係を見極めること
③お金との過去に向き合うこと
④お金の知性を身につけること
⑤お金の感性を高めること
⑥お金とのつきあい方を日常レベルで変えること
⑦ビジネスと投資をマスターすること
⑧お金の意味を知ること』

『富を引き寄せる人間になるための4原則
①毎日を充実させて生きる
②富を蓄積させる
③お金の流れを生む
④つきあう人すべてを味方にする』

『稼ぐ力を高める―――お金の知性
①お金の特性を知る
②お金の得方を知る
③収入のチャンネルを増やす
④収入を増やす
⑤システムをつくる
⑥人を豊かにすること
⑦時代の流れを読むこと
⑧法律、税務に詳しくなること』

『満足する力を高める―――お金の感性
①受け取ること
②楽しむこと
③感謝すること
④喜ばせること
⑤流れに身を任せること
⑥信頼すること
⑦分かち合うこと
⑧癒すこと』

今回も学べることはとても多かった。

【目次】(「BOOK」データベースより)
新たな出会いと人生の始まり/お金のメンターと出会う/お金の支配から抜け出る/お金との関係を知る/お金との過去と向き合う/お金と家族関係の関連を探る/ミリオネアという生き方を見る/お金の知性と感性を高める/プライベートバンカーの仕事を知る/人生を変える知恵を学ぶ/ビジネスをマスターする/幸せなパートナーシップがお金を呼び込む/お金と幸せな人生を考える/自分と向き合う試練を経て

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