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2010年12月14日 (火)

ジェームズ・パードウさんの『株でお金持ちになる!バフェットの教え』を読んでみた

ジェームズ・パードウさんの
『株でお金持ちになる!バフェットの教え』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、バフェットが特に軽蔑している理論として

「効率的市場理論(EMT)」だという事を明確にしている。

もしEMTが本当なら、事業分析など時間の無駄でしか

なくなってしまうし、唯一正しい評価である市場の評価を

受け入れるしかなくなってしまう。

バフェットは、そのようなことに常に抗うことにより

巨万の富を得たのであり、わずか一万ドルの元手を

株式への投資で増やし、ウォール街のNo.1の

大富豪となった生きた証明なのである。

この書は、バフェットの投資哲学や手法について、

本当に大事なポイントを抽出し、分かりやすくまとめた

恰好の入門書であると同時にとても深い掘り下げも

してくれていて、何度も読むに耐えるものである。

この本を読むとバフェットの投資スタイルは非常に

堅実で、目先の利益に動かされず、長期的な視野で

投資を行っていることがよく分かる。

会計の専門知識を使ってはいるものの、常識や倫理を

とても重視し自分が理解できる銘柄に絞り込む

手法はとても参考になるものばかりである。

株の初心者はもちろん、ベテラン投資家でも、

私のようにやられてばかりの人には恰好の再入門書として

学ぶところは非常に多いと思う。

いくつか具体的に私にとって参考になった点を抜粋してみる。

①将来の予測ができる単純なビジネスモデルを買う。
②シンプルに考える。単純な尺度を利用。
③投資決定は自分で行う。
④ベンジャミン・グレアム、チャーリー・マンガーを読む。
⑤会計と金融市場について基礎知識を得る。
⑥半値に下がったら不安になって手放すような株は買わない。
⑦優良企業の株は手放さない。
⑧5年以上寝かすつもりの株しか買わない。忍耐、我慢。
⑨株を買う前にファンタメンタルズを把握する。
⑩インターネットを活用する。ティッカーは見ない。
⑪ポートフォリオには10銘柄以上組み込まない。
⑫誰もが買わないときに勇気を持って買う。
⑬競争優位、優秀な経営者、割安な株価が揃うまで待つ。
⑭安直に逆行投資を行ってはならない。
⑮チャンスが来たときに動けるようにしておく。
⑯バフェットの年次報告と手紙を読む。
⑰常にコストを監視する。

【目次】(「BOOK」データベースより)
複雑な投資より、単純な投資を/自分の投資は自分で決める/常に冷静さを失わない/一に忍耐、二に忍耐/株ではなく、企業を買う/「特権」企業を探す/ハイテクではなく、ローテクを買う/投資対象を絞る/動きすぎない。動かない/ティッカーを見ない〔ほか〕

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