« 小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』を読んでみた | トップページ | 鳥居万友美さんの『“FX”で月100万円儲ける私の方法』を読んでみた »

2011年1月28日 (金)

松田哲(マツダサトシ)さんの『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』を読んでみた

松田さんの『1勝9敗でも勝てる松田式FX!
大きく動くこれからが儲けドキ!』を読んでみた

 (5つが最高)

最初に1つ言わせてもらうと、この本は「てにをは」の

間違いが多く、脱字もかなりあるのが残念なところ。

ただ、著者の松田さんはプロのFXディーラーだっただけ

あって、とにかくその考え方はシンプルで分かりやすい。

やっぱり実際に稼いでいる人は、その世界の大切なことが

何かをきっちりと理解していて無駄がない。

『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか? 利回り

100%の外貨投資戦略』など松田さんの本は何冊か

読んだことがあり、その考え方に影響を受けてきたので

今回もとても面白く最後まで読ませてもらった。

けれど、最近は「1勝9敗」でも勝つということばかりが

強調されすぎて、松田さんの本来意図していたところから

離れてしまったのではないかという懸念もある。

もともとは「損小利大」で続けていけば、勝率は悪くとも

トータルで儲けることができるので、損をするのを嫌って

下手に粘ることなく、損切りを適切に行うべき、という

発想法を伝えたかったのではないかと思う。

このことは、結局、FXでは損をすることは必ずあり、

大切なのは勝率ではなく、儲けられるときに大きく

利を伸ばすことが重要であるという教えだったはず。

ところが最近の松田さんに対するレビューなどを見ると

「1勝9敗」では勝つことは難しいというものが目立ち

実際には松田さんは「1勝9敗」ではないはずなのに

「1勝9敗」ということばかり注目されてしまっている。

この本に興味をもった方は、ぜひ本来の松田さんが

意味していたところをよく理解して、読み進めて

いっていただきたい。

少しだけ、「松田式FX」について私なりにまとめさせて

もらうと次のとおり。

『大負けしないための鉄則
①トレンドには素直に従う
②デイトレードは避ける
③売りと買いの両方で勝とうとしない
④ストップロスは必ず入れる』

これらは「損小利大」のための第一歩だと思うが、

私は、どちらかというと逆張りが好きで、デイトレード

ばかりやって、売りと買いの両方で勝とうとしている。

ストップロスについては、まさにそのとおりだと思うが

成り行きで注文を出したいため、ほとんど入れない。

結局、全部逆にやっているので儲からないのだ。

「損小利大」だけは、常に意識しているつもりだけれど

逆になってしまうことが多いのも、また相場なのだ。

『人民元自由化に伴う円高局面においてFXで勝つ』
『1ドル=65円の極端な円高が進む』

今後のドル円相場の予測は、いつもどおり大胆。

『FXは為替差益だけに的を絞って臨むべき』

『相場に勝つのは天才ではなく「しぶとい奴」』

『利益と損失の比重は2対1が基本中の基本』

利益と損失の比重というのは、利益目標を立てるという

より、ストップロスにより損失をコントロールすること。

『日足のローソク足チャートに基づいたテクニカル分析が
最も分かりやすくて有効』
『世界中の人たちが同じチャートを見て節目となっている
水準が強く意識されることによって、結果的にサポートラ
インやレジスタンスラインなどが機能しやすくなっている』

『頻繁にオーバーシュートするユーロ・ドルと比べて、
ドル・円は比較的チャートポイントに対して律儀に反応
する傾向が強い通貨ペアです』
『チャート上の「だまし」が少ないという意味では、ドル・
円はキャリアの浅い個人投資家でも比較的トレード
しやすい通貨ペアだと言える』

どの通貨ペアがいいと感じるかは、動きが大きいほど

儲けるチャンスが大きいと考える人もいるので

人それぞれの見解があると思うが、私もドル・円が

比較的素直な動きをするように感じる。

FX初心者の方は、ぜひ一度、松田さんの本を手にして

みて、その方法論の是非を検証してみるといいと思う。

やり方が合う合わないはあると思うが、きっと得られる

ものがあるはず。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 人民元の自由化とともに超円高時代が到来する!(瓦解し始めたユーロ/今、目の前にある危機の本質 ほか)/第2章 激動の時代を勝ち抜く「松田式FX!」の基本戦略(外貨売りに抵抗のある日本人/めざすべきは“損小利大” ほか)/第3章 具体的にどう勝つか?「松田式FX!」投資戦術(めざすリターンによって手法は異なってくる/買いと売りの両方で勝とうと思うのは強欲 ほか)/第4章 ドル・円、ドル・ユーロ、豪ドル・円 3大人気通貨ペアはこう攻める!(ドル・円の今日までと明日 一貫して大きな流れはドル安・円高/ドル・ユーロの今日までと明日 下落トレンドはまだまだ続く! ほか)/エピローグ FXトレーダーの存在意義は「相場の均衡点」を探ること

【送料無料】1勝9敗でも勝て...

【送料無料】1勝9敗でも勝て...
価格:1,680円(税込、送料別)

|

« 小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』を読んでみた | トップページ | 鳥居万友美さんの『“FX”で月100万円儲ける私の方法』を読んでみた »

FX(外国為替証拠金取引)」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 松田哲(マツダサトシ)さんの『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』を読んでみた:

» FXで儲け続ける方法 [FREEDOM X]
梁山泊が開発したFX自動売買ソフト。連敗を自動的に回避する危機管理システム付で、月単位で負けなし。今なら1ヶ月無料で試せます。 [続きを読む]

受信: 2011年2月17日 (木) 09時41分

« 小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』を読んでみた | トップページ | 鳥居万友美さんの『“FX”で月100万円儲ける私の方法』を読んでみた »