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2011年1月 4日 (火)

東野圭吾さんの『新参者』を読んでみた

東野さんの『新参者』を読んでみた

 (5つが最高)

2009年に東野さんの『容疑者Xの献身』を読んで以来

大の東野ファンになってしまった私は、その後古本屋で

初期の頃の3作品ほどを除き全ての作品を買い集めた。

そのため、東野さんのほとんどの本が文庫本である。

しかし今回、この本を手にするきっかけは少し違っている。

普段あまりテレビを見る時間がない私ではあるが

大好きな東野さんの、それも「加賀恭一郎シリーズ」の

最新作のドラマ化ということで、録画したものを

毎回楽しみに見ていたのだが、最後の何回か分を

間違って消してしまい、結局犯人が分からずじまいに

なってしまったので、単行本を購入することになった。

話の内容については、推理小説なのでネタばれする

ような紹介の仕方をするつもりはない。

また、私は推理小説については、人様に何かを

語れるほど、多くを読んでいないので、この作品が

面白かったですよということ以外に特にない。

ただ、興味深かったことを書けば、刑事の加賀恭一郎が

日本橋に着任したばかりという設定であるために

そこに住む人々の人情と風物を上手く織り交ぜながら

少しずつ犯人に迫っていく手法はとても良かった。

江戸の匂いの残る町の片隅で発見された離婚女性の

絞殺死体を巡る家族の物語も東野さんらしくて良かった。

世間的には、探偵ガリレオシリーズの方が人気なのかも

しれないし、私もそこから東野ワールドに足を踏み入れた

のだが、どちらかと言えば加賀恭一郎シリーズの方が

推理小説の色々な楽しみ方を教えてくれるようで

私としては気に入っている。

また東野作品が読みたくなった。

【加賀恭一郎シリーズ】
『卒業』(1986年、講談社/1989年、講談社文庫)
『眠りの森』(1989年、講談社/1992年、講談社文庫)
『どちらかが彼女を殺した』(1996年、講談社ノベルス/1999年、講談社文庫)
『悪意』(1996年、双葉社/2000年、講談社ノベルス/2001年、講談社文庫)
『私が彼を殺した』(1999年、講談社ノベルス/2002年、講談社文庫)
『嘘をもうひとつだけ』(2000年、講談社/2003年、講談社文庫)
『赤い指』(2006年、講談社/2009年、講談社文庫)
『新参者』(2009年、講談社)

【目次】
第一章 煎餅屋の娘
第二章 料亭の小僧
第三章 瀬戸物屋の嫁
第四章 時計屋の犬
第五章 洋菓子屋の店員
第六章 翻訳家の友
第七章 清掃屋の社長
第八章 民芸品屋の客
第九章 日本橋の刑事

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