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2011年2月 7日 (月)

勝間和代さんの『勝間和代・脳力UP』を読んでみた

勝間さんの『勝間和代・脳力UP 一日5分!
「携帯パズル」でみるみる頭がよくなる!!
』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、小さい頃からパズルが大好きだったという

勝間さんのエンタテインメントなビジネス書である。

内容としては、前半に変化が激しく厳しい経済環境を

生き抜くために必須の思考法として立体思考力を挙げ

それを論理思考力と水平思考力として分解し、数々の

ヒット商品や実例をもとに、その必要性と有効性を

分かりやすく解説している。

後半では、 論理思考力パズルと水平思考力パズルが

実際に用意されていて、勝間さんの立体的な思考法が

これ一冊で、身につくように工夫されている。

また、それぞれの思考法に対して解説もなされており

論理的思考力を構成する3つの思考力は、

「法則力」「当てはめ力」「数字力」となっている。

「法則力」とは具体的には帰納法のことであり、

「当てはめ力」とは演繹法のことであり、「数字力」とは

数字の分析力(小学生レベルの計算力)のことである。

さらに、水平思考力も「否定力」「展開力」「試行力」の

3つの思考力に分けることができる。

「否定力」とは常識を疑い、それを否定することであり、

「展開力」とは常識を否定した上で新しい思考を広げる

ことであり、「試行力」とは無関係に見える物事を

組み合わせて考えることである。

この中でも、普段使うことを意識していない水平思考力

については、創始者といわれるエドワード・デボノが

その身につく方法を紹介しているということで

勝間さんも4つ紹介してくれている。

①意識して複数の見方をするように心がけること
②物事の関係を意識的にひっくり返すようにする
③抽象的になりやすい問題は、より具体的な、
 類似した状況に置き換えて考えてみる
④重要な問題点となっている部分から、意識的に
 注意をそらし、あまり重要でないと思われる部分に
 注意を向ける

最後に、問題で1つ分からないものがあった。

133ページの「正直者の部屋とウソツキの部屋」と

いう問題だが、ウソつきは必ずウソをつくという場合

2番の女性は「1と3はどちらも○」と言っているが、

これがウソだとすると3は×となる気がするが

答えでは3は○であり、そうしないと矛盾が生じる。

ちなみに1は×であり、確かに「1と3はどちらも○」

というのは1についてはウソなので、2番の女性は

ウソをついているには違いないが、必ずウソをつく

という問題としては、何となく腑に落ちない。

面白い問題が多かっただけに、妙にここだけ

気になってしまった。

アマゾンなどでは、あまり評価が高くなかったので

読むかどうか迷ったが、やっぱり読んでみてよかった。

脳力がUPするかは分からないけど、いろいろな考え方

に触れられる点と、パズルそのものが楽しいので

私としては満足の1冊だった。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 青山のあるフレンチレストランの秘密
第2章 「立体思考力」を身につけると仕事が楽しくなる
第3章 勝間和代の立体思考力が出来上がるまで
第4章 論理思考力パズル─法則力、当てはめ力、数字力を鍛えるトレーニング
第5章 水平思考力パズル─否定力、展開力、試行力を鍛えるトレーニング

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