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2011年3月17日 (木)

小宮一慶さんの『「1秒!」で財務諸表を読む方法』【企業分析編】を読んでみた

小宮さんの『「1秒!」で財務諸表を読む方法』【企業分析編】を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』シリーズの

第3弾にあたり、企業分析を中心にこれまでの復習も

兼ねているという優れものである。

1秒で財務諸表を読むには、流動負債と流動資産を見る

というのが、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』では

説明されていたが、今回は実際に財務諸表を読む上で

必要となる知識を1部上場企業を例に挙げて分析する

ことにより詳しく解説してくれている。

また、ビジネスで数字を扱う人だけでなく、株式投資を

している人も、これを読んでおくと勘所が押さえられる

というのは前作同様である。

そして、興味ある企業例がたくさん出てくるので

それらの企業の特長を加味しながら財務諸表を

分析することにより、どこを見なければならないか

という注目点が身につくような構成になっている。

取上げられている企業は、トヨタ、JAL、三菱商事、

三井物産、ライオン、花王、ユニチャーム、新日鉄、

高島屋、エルピーダメモリなど多数。

また、第5章の「各業界に独特の財務諸表のクセを

理解する」では、電鉄業界、ドラッグストア、調剤業界、

旅行業界、銀行、百貨店、アパレル業界、化学繊維

会社が分析の対象になっている。

このシリーズはハズレがなく、良書ぞろいである。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 財務諸表から企業の実態を読み解く(企業は世界同時不況をどう脱したか─損益計算書から読み解く/未曾有の危機に企業はどう対応したか─貸借対照表の安全性指標から見る/「資金の流れ」から企業業績を分析する─キャッシュフロー計算書を読む)/第2部 企業の危機は、財務諸表のどこに現れるのか(JAL破綻に見る財務諸表の劣化─貸借対照表、損益計算書はどう変わったか)/第3部 財務諸表から各社の企業戦略を分析する(各業界に独特の財務諸表のクセを理解する)

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