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2011年3月11日 (金)

勝間和代さんの『人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド』を読んでみた

勝間さんの『人生を10倍自由にするインターディペンデントな
生き方実践ガイド「自立」から「相互依存」へ』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、勝間さんの原点である『インディでいこう!』

の続編的位置づけをもつ作品である。

以前の勝間さんが提唱していたインディな女性像は、

①年収600万円以上を稼ぎ(経済的自立)、
②いいパートナーがいて(精神的自立)、
③年をとるほど、すてきになっていく

「精神的にも経済的にも依存しない生き方」だった。

しかし、今回の「インタディ」という人間像は、

インターディペンデント=相互依存できる人のこと。

これはインディペンデント=自立している人をさす

「インディ」と同様に勝間さんの造語である。

インターディペンデント(interdependent)と、

インディペンデント(independent)では、

たった3文字(ter)しか違いはないが、その3文字に

重要な意味が込められている。

まず、「相互依存」とは、共通の価値観に基づき、

同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が

共生する関係のことである。

これは、依存→自立→相互依存という関係にあり

勝間さんが多くのところで紹介している本に拠っている。

そして、相互依存のための具体的な条件は2つ。

①経済的相互依存 プロとしての自覚がある
②精神的相互依存 自己尊厳を有し、周りにも寛容

また、相互依存になるための想像力を豊かにする

条件を式に表すと次のとおり。

豊かな想像力(見えないものを見る力)
=知識を集める努力×試行錯誤を重ねる努力

だからこそ、勝間さんは速読を学びインプット

そのものではなく、それを得るためのプロセスを

効率化しているのだ。

そして、相互依存のためには互いに尊敬しあえる

対等な人間関係を作れることが重要だが、

その意味は3つあるということである。

①自分のいいところを知り、相手のいいところも
 すぐに想像できること
②立場の違いがあったとしても、対等であること。
 上下関係にならないこと
③相手をコントロールしようとしないこと。
 相手を裁こうとしないこと

このようにして、周囲の人間と相互依存の関係を

築くことが出来るようになると、成功者が口にする

「運」の実態というのが、実は相互依存のことで

あるということが分かってくるということだ。

今現在、自立することに汲々としている人にこそ

読んで欲しい1冊である。

【参考文献】
『ツイッターノミクス』 タラ・ハント 文藝春秋
『つながり』 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー 講談社
『人を助けるとはどういうことか』 エドガー・H・シャイン 英治出版
『10-10-10』 スージー・ウェルチ 講談社
『交流分析のすすめ』 杉田峰康 日本文化科学社
『ゆるしのレッスン』 ジェラルド・G・ジャンポルスキー サンマーク出版
『頭のでき』 リチャード・E・ニスベット ダイヤモンド社
『その科学が成功を決める』 リチャード・ワイズマン 文藝春秋
『それでもなお、人を愛しなさい』 ケント・M・キース 早川書房

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 わたしたちはひとりで生きているのではなく、まわりの人と生かし合っている!-自立(インディペンデント)から相互依存(インターディペンデント)へ/第2部 インターディペンデントのためのスキルを身につけよう!-「想像力」を土台に、「よりじょうぶな心」と「もっと学び続ける力」を(インターディペンデントの土台は「想像力」/よりじょうぶな心/もっと学び続ける力)

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