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2011年3月14日 (月)

岩本能史(イワモトノブミ)さんの『非常識マラソンメソッド』を読んでみた

岩本さんの『非常識マラソンメソッド
ヘビースモーカーの元キャバ嬢が
たった9カ月で3時間13分!』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、ランニングチームの代表として、数々の市民

ランナーを指導している岩本さんの非常識なマラソン本。

しかし、実際に読んでみると今まで読んだことがある

ものと違っていることはあるが、試してみて間違いだと

断言できるものはまだ今のところない。

著者が実際の経験をもとに「最小のトレーニングで

最大限の効果を」という考えで指導してきた方法だと

いうことが文章の随所で感じられる。

非常識とされているメソッドは次のとおり。

①初心者こそある程度ソールの薄いシューズを履くべき
 (厚底シューズは安定性が低い)
②かかと着地は間違い
 (衝撃を吸収するクッションが足裏のアーチである)
③腹筋を鍛える必要なし
 (肩のローリングを利用する走法では腹筋に頼らない)
④LSDを無理に行う必要はない
 (初心者やブランク後にケガをしない土台つくりのみ)
⑤マラソンはゴールの5時間前に食べる
 (スタートの3時間前でいいのは、2時間半を切る人)
⑥肘を横に振ってリズムをつくる
 (脇を締めずに横に引くほうが自然)
⑦ウォーキングの延長線上にランニングはない
 (体重が重い人も短い距離で、体重を落とす)

①については、まだ試していないが靴の重量が軽くなる

ことからも合理的なように思う。

②については、厚底シューズだとかかと着地になり

やすいので、薄底でアーチを活かすというのは魅力的。

③と⑥は、腹筋を鍛えないので肘を横に開いて

ボディバランスをとっているので、ハードな練習をして

腹筋も鍛える人には脇を締めて走ることもありだと思う。

④と⑦は、まさにそのとおりだと思う。

⑤については、途中で食べながら走る人は対象外。

そのほかのトレーニング方法については、

坂を利用した峠走では、上りで推進力と心肺機能、

下りでフォームと着地筋がバランスよく鍛えられる。

特に下りではかかと着地ではブレーキがかかり辛いので

足裏全体で着地するようになり、ふくらはぎの筋肉で

地面を蹴る悪いフォームも改善されるという。

また、下りでは、平地より大きな着地衝撃が加わるので

レース後半まで衝撃に耐え続ける強い大腿四頭筋が

出来上がる効果もあるということだ。

さらに、峠走はビルドアップ走と組み合わせることで

相乗効果が得られるというので、取り組んでみたい。

サブタイトルの「ヘビースモーカーの元キャバ嬢が

たった9カ月で3時間13分」というのは、あまり気に

しなくてもいいので、マラソンに挑戦しようとする人は

一度読んでみて自分でそれぞれのメソッドを試して

みるといいと思います。

あわないと思えば、小出さんと金さんの本を参考に

すればいいし、DVDならQちゃんのものがあるので、

大切なのはマラソンを走れるようになること。

一人で練習している人には、ぜひ読んでもらいたい

知識が満載の1冊です。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 ある日、元キャバ嬢がやって来た/第1章 ランニングの通説を鵜呑みにするな/第2章 岩本流「超」効率的ランニングフォーム/第3章 岩本流ビルドアップ走でみるみる速くなる/第4章 「峠走」でランニングの4要素を一気に鍛える/第5章 岩本流フルマラソン3ヵ月プログラム/第6章 自己ベスト必達のレースマネジメント/終章 元キャバ嬢が国際マラソンランナーに

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