親野智可等さんの『「楽勉力」で子どもは活きる!』を読んでみた
親野さんの『「楽勉力」で子どもは活きる!
勉強好きになるとてもいい方法』を読んでみた
(5つが最高)
この本は、親が子どもに学力をつけたいと思ったら、
まずすべきことは子どもを勉強好きにしてやること
というコンセプトのもと生活の中にいかに勉強を
楽しく取り入れていくかということが書かれている。
また、親子の触れ合いの中でちょっとした知的刺激を
子供に与えてやる「楽勉」の提案でもある。
実践的で具体的で、すぐできる方法が満載である。
アマゾンの「内容紹介」から一部抜粋すると以下のとおり。
【算数のある生活】
カステラを食べながら「分数」を体験的に理解
「百玉そろばん」で「十進法」も「補数」も身につく!
【理科のある生活】
「温度計・湿度計」で天気がわかる
「星座カルタ」で天文博士に!?
【国語のある生活】
「親子日記」でコミュニケーションと書く力はばっちり
「国語辞典」は楽しいおもちゃになる
【社会のある生活】
博物館、遺跡、史跡などで本物体験をすると、
歴史が好きになる。
「親子散歩」で「地域社会の学習」に興味が持てる
私の子供は女の子だけれど、国立科学博物館や
江戸東京博物館に連れて行ったら、とても喜んでくれた。
それで何かがすぐに変わるというのではもちろん
ないけれど、それでも何か感じてくれることがあれば
それでいいのである。
国語辞典なども早くから買い与えたので、最初は
なかなか引けなくて子ども自身もイライラしていた
ようだが、今ではヒマを見つけては引いている。
そして、これから我が家で挑戦していこうと思っている
ことは、数に対する地頭を鍛える3つの方法だ。
①毎日の生活の中で、たくさんのものを実際に
数える経験をたくさんさせること
②数を唱える経験をたくさんさせること
③数を書いたり並べたりする経験をたくさんさせること
この本には、親野さんの本らしく、ちょっとした知的
刺激で生活の中に「知識の杭」を立てる方法が
満載で、実に読みごたえがあり、試してみるものが
たくさん詰まっていて、お得感たっぷりである。
何か子供のために始めてみようと考えている方は
ぜひこの1冊から刺激を受けてみてください。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「楽勉」とは何か?/第2章 算数のある生活/第3章 理科のある生活/第4章 国語のある生活/第5章 社会のある生活/第6章 「学習漫画」は楽勉の最高傑作/第7章 ちょっとした知的刺激で生活の中に「知識の杭」を立てる/第8章 「楽勉カルタ」で楽々暗記ができる/第9章 「ヒャッキン(百円均一ショップ)」の楽勉グッズ/第10章 1日1記事!「小学生新聞」で学力は必ずアップする
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