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2011年3月 9日 (水)

デイヴィッド・サルツブルグさんの『統計学を拓いた異才たち』を読んでみた

デイヴィッド・サルツブルグさんの『統計学を拓いた異才たち
経験則から科学へ進展した一世紀』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、それ自体面白い物語なのだと思う。

とても評判も良く、推薦している人も多い。

しかし、私は読む順序を明らかに間違えてしまった。

この本を読む前に、統計学をある程度勉強し、

登場人物を把握してからであれば、

語られるエピソードの一つ一つがより一層

意味を持ってくるはずだったのだと思う。

けれど、私にはまったく名前を聞いたこともない人の

事細かな物語が何を意味しているのか分からなかった。

本の内容は、統計学が20世紀の科学にいかなる

革命をもたらしたのかということをめぐる物語である。

そして、ピアソンやフィッシャーという統計学の発展に

寄与した人々の歩みを辿ることは、統計学をより深く

理解する助けになるのであろう。

今回この本を読んで良かった点は、統計学が

農場の降水量や肥沃度の違いの調整や分析から

発展したり、ダーウィンの適者生存という考えを

証明するために発展してきたことを知ることが

出来たことである。

これは、学生時代にその手の話をかじったことがある

私にとっては、今後の統計学の勉強に少なからず

勇気を与えてくれるものである。

統計学を学んだ後にもう一度この本に戻って来たときは、

きっともっとこの本を高く評価することになると思う。

その時まで、少しの間、この本には眠っていてもらおう。

【目次】(「BOOK」データベースより)
紅茶の違いのわかる婦人/歪んだ分布/かの親愛なるゴセット氏/厩肥の山を調べ上げる/「収量変動の研究」/「百年に一度の洪水」/フィッシャーの勝利/死に至る分量/ベル型曲線/当てはまりのよさを検定すること〔ほか〕

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