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2011年4月18日 (月)

トニー・シェイさんの『ザッポス伝説』を読んでみた

トニー・シェイさんの『ザッポス伝説
顧客が熱狂するネット靴店』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、アメリカのオンライン靴小売企業ザッポス・

ドットコムの成功物語であり、他社にはないマネジメント

手法について書かれている。

作者のトニー・シェイは、台湾からの移民の両親を持ち

アメリカで生まれ、幼い頃から何度もビジネスを立ち

上げるような人物である。

トニー・シェイは、ハーバード大学でコンピュータ・

サイエンスを学び、オラクルに入社し、自ら起業した

インターネット広告ネットワーク会社のリンクエクス

チェンジを1999年にマイクロソフトに2億6500万

ドルで売却した経験を持つ。

その後、その資金をもとにザッポス創業に投資家として

関わり、やがてCEO(最高経営責任者)としてほぼゼロ

から売上高10億ドルを超える企業にまで成長させた。

そんな作者が、ポーカーから学んだビジネスにも

生かせることのリストは次のとおり。(一部抜粋)

『・市場機会を評価する
着くテーブルを選ぶのは、自分で決められる
最も重要なこと
着いたテーブルで勝ち目がないとわかったら、
テーブルを替わっても構わない
・ファイナンス
想定できる最悪のシナリオに対して常に準備しておく
勝ったゲーム数の多い人が最終的に一番多く儲ける
わけではない
リスクが最小のものでなく、期待値が大きいものを選ぶ
負けても差し支えない範囲でのみプレイする
・戦略
ゲームの仕方を理解しないでゲームをしないこと、
たとえ大勢がそのゲームで儲けていても
いかさまをしない。いかさまをしても結局勝てはしない
自分のやり方を貫くこと
辛抱強く、長期的に考えること
希望を抱くのは、よい策とはならない
・継続的に学習する
みずから学ぶこと。本を読み、経験者から学ぶこと
実践により学ぶ。理論は魅力的だが、実際の経験に
勝るものはない
ゲームに一回勝ったというのは、自分が上手いという
ことでも、もう勉強しなくていいということでもない。
ただ単にツイていただけかもしれない
アドバイスを求めることを怖れないこと
・カルチャー
ゲームが好きであること。本当に上達するためには、
寝ても覚めてもゲームと共にあることが必要
自分が学んだことを他人とシェアする
楽しむこと。単なる金儲け以上のことをしようとする
なら、ゲームは何倍も楽しくなる』

また、ザッポスの文化を10のコアバリューとして

まとめると以下のとおりになるとしている。

1.サービスを通して、「ワオ!」という驚きの体験を届ける
2.変化を受け入れ、変化を推進する
3.楽しさとちょっと変なものを創造する
4.冒険好きで、創造的で、オープン・マインドであれ
5.成長と学びを追求する
6.コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築く
7.ポジティブなチームとファミリー精神を築く
8.より少ないものからより多くの成果を
9.情熱と強い意思を持て
10.謙虚であれ

このコアバリューにザッポスはまじめに取り組んでいる。

これがお題目だけの企業理念を掲げる会社と

伝説となるザッポスの一番の違いであろう。

とにかく一気に読み通すほど薄い本ではないけれど

そのエッセンスはとても魅力的で参考になる。

【目次】(「BOOK」データベースより
イントロダクション-目的を探して/1 利益を求めて-ザッポスへたどり着くまで(ただ、利益を追い求める日々/うまくいくこともあれば、いかないこともある ほか)/2 情熱をかけて-成長の設計図(自分の役割に集中する/成長へのプラットフォーム-ブランド、企業文化、パイプライン)/3 人生の目的にたどり着く-幸せを届ける会社に(次のレベルへの進化/エンド・ゲーム)/エピローグ ムーブメントに参加しよう

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