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2011年5月31日 (火)

午堂登紀雄さんの『33歳で資産3億円をつくった私の方法』を読んでみた

午堂さんの『33歳で資産3億円をつくった私の方法』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、たった1年間で資産3億円を作った33歳の

元サラリーマンが書いた本である。

米国公認会計士という肩書きは、この本を読む限り

特に資産運用には関係がないようだ。

では、その資産形成の実際はというと、特に何か秘密の

やり方が書いてあるというわけではない。

むしろ何も具体的なことは書いてないと言っていい。

あえて何か資産運用について抜き出そうとすれば

わずかに次のようなことくらい。

①不動産投資(これが中心)
・新築ワンルームマンション投資は、大多数の
 サラリーマン投資家には向かないのは事実。
 新築マンションは車と同じで、買ったときが1番高く、
 買ったらすぐに何割か下がります。そして数年くらい
 急激に下がり続け、それ以降は価格の下落スピードは
 なだらかになります。「節税」というメリットは確かにあり
 ますが、しょせんは還付ですので、給与から引かれた
 源泉所得税の金額以上には戻ってきません。
・競売物件は時間と資金に余裕がある人向け
 今は多くの人が競売に参加しているため、入札価格が
 つりあがり、一般市場で買うのと同じ価格になっている。
・平凡物件をお宝物件に変える手腕が必要
 本当に価値ある情報は、やはり自分の足で集める
 ほとんどの人が見向きもしない物件に手間をかける
②株式投資
 1.時流を読む
 2.投資対象がキャッシュを生むメカニズムを理解する
 3.自分の性格を知る
 4.投資の原則を疑う
 5.仮説検証を繰り返す
・小難しい分析手法より常識的な視点
 勉強しすぎないことと、のめりこみすぎないこと
 破綻寸前の企業や不祥事を発生させた企業、その他
 決算で赤字に陥った企業、業績予想を下方修正した
 企業の株価がドーンと下げたところを狙う
③ベンチャーキャピタルファンド
 実績のあるファンドを選ぶこと
④外国為替証拠金取引
 株式投資より「レバレッジ」を効かせられるので、
 短期間で儲けることができる
⑤起業
 投資の魅力がかすむほど楽しさにハマル
 ローリスク&ローコストでできる
 スキルが備わってからではなくスグ始める

そこで、この本の結論は、スグ起業しましょうということ

なのだが、そのためのお金持ちプロジェクトの進め方は

非常にシンプルで、次のとおり。

・具体的な夢と目標を立てる
・自分の状況を把握する
・節約プランを立てる
・給与増額プランを立てる
・投資プランを立てる
・ビジネスプランを立てる
・詳細ToDoに落とし込む
・実行に移す

何も具体的なことは書いていないと言ったが、

読み取るべきメッセージは、とにかく始めろということ。

この本が、午堂さんの最初の本であるのが

スグ始めることの重要性をよく示している。

投資や起業の実際の具体的な方法は、

他の本を読めば書いてあるので、

そちらで学べばいいということなのだろう。

この本に読みやすいという感想はふさわしくない。

ヒントを得てやる気にさせてくれたら儲けもの。

実際に何か始めたときに、高い評価を付けられる、

そんな感じの本である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 サラリーマンの僕が「金持ちになる!」と決意した日/2章 これが金持ちの「常識」だ!/3章 “節約・節税・レバレッジ”こそ、金持ちへの近道/4章 不動産投資でアーリーリタイアも夢ではない!/5章 株、投信、為替…この「儲けの絶対法則」に学べ/6章 サラリーマンが“ローリスク&ローコスト”で起業する賢い方法

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