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2011年5月 1日 (日)

鹿田尚樹さんの『大事なことはすべて記録しなさい』を読んでみた

鹿田さんの『大事なことはすべて記録しなさい』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、あらゆるツールを使ってただ記録するだけで

物事を上手く回していこうという示唆に富んだ本。

まずは、成果につながる、記録の5つのルール。

ルール1【大事】大事なことはすべて記録する
ルール2【時系列】日付と時間を書く&整理・分類しない
ルール3【シンプル】「箇条書き」&「キーワード」で書く
ルール4【1×1】1つのページに、1つのコンテンツ
ルール5【読み返す】1日5分、記録を読み返す

そして、記録インプット術で参考になるのは次のとおり。

ペンとノートは、どこで出しても恥ずかしくないものに。
オリジナル教科書となるノートを持ち歩く。
ノートの最初のページに短期・中期・長期の目標を書く。
右ページにメモを取り、左ページには自分のアイデア。
ネット画面は「画面キャプチャ」で保存する。
ICレコーダーで「会話・アイデア」を記録する。
移動中は携帯電話で記録する。

さらに、記録読書術で参考になるのは次のとおり。

効果的な「読書ノート」の作り方は、
①新しいフレームワークを抜き出す。
②ブログなどに使えそうな「引用句」を抜き出す。
③ポイントとエピソードを分けて抜き出す。

ブログで自分専用の「読書データベース」を作る。

また、記録時間術として参考になるのは次のとおり。

日々のタスクに必要な時間を記録する。
チェックシートを使って、仕事を記録化する。

記録健康術として参考になるのは次のとおり。

自分の健康状態を定期的に記録する。
不安を記録して、不安な気持ちから解放される。

最後に、記録することで得られる6つのメリット。

効果1【再現】読み返せる、マニュアル化できる
効果2【証拠】トラブル回避&実績を示す
効果3【熟考】書きながら考えることで自然と深く考える
効果4【俯瞰】続けることで違いが見え、そして速くなる
効果5【伝達】正しく速く伝えることができる
効果6【蓄積】保存・記録から解放される

とにかくいろいろ参考になることが多く、良書である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 大事なことはすべて記録しなさい/第2章 効率よく情報収集できる「記録インプット術」/第3章 速く読めて、忘れない「記録読書術」/第4章 記録を使って、可処分時間を2倍にする「記録時間術」/第5章 心と体も書くだけでスッキリ「記録健康術」/第6章 記録で人脈が10倍に広がる「記録コミュニケーション術」

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