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2011年5月16日 (月)

辛坊治郎さんの『あいまいな日本の問題点がスッキリわかる』を読んでみた

辛坊さんの『あいまいな日本の問題点がスッキリわかる
本辛坊のニュ-スななめ読み』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、日本テレビでお馴染みの辛坊治郎さんが

2007年現在において、日本で生活していく上で知って

おくべきニュースのトピックを軽やかに論じている。

まず、第1部が「日本がかかえる問題」であり、第2部が

「ニュースがわかる新聞のことば」という二部構成である。

どちらも、1つの項目は、2ページから3ページの解説で

分かりやすい言葉で表現したあとに、しっかりと資料と

いう形で法律の条文などを載せてくれている。

辛坊さんの少し過激な例え話が、実は問題の本質を

明確にしてくれていることは、これまで読んだ辛坊さんの

どの本とも共通するところである。

本当にタイトルのとおり、何が問題点であるかをスッキリ

させてくれるので、後は自分で考えるだけである。

ただ、少し内容的に古いものがあるのは仕方がないが、

その問題がいまだに片付いていない日本という国は

本当にどうかしてしまったとしか思えない。

法律や教育に携わってきた人間としては、集団的自衛権

から派生する憲法改正や、個性尊重から協調性へと舵を

切った教育基本法など考えさせられる問題が多い。

憲法や教育基本法に、個人の尊厳や権利、個性の尊重

などが明記されていたことと、日本の教育が衰退したこと

には、何ら関係はないと個人的には思っているが、

色々なことを言って、自分の責任を逃れたり、自分に

都合のいい法律を作ったりする悪いやつはいるものだ。

テレビではなかなか伝えられないことをこのような本で

何度でも取上げてくれる人がいることは、本当に有難い。

2007年当時の問題が、いまだに様々な形で影響を

及ぼしていることを理解するためにも、良い1冊である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 日本がかかえる問題(2007年問題/国民年金/年金改革(共済年金と厚生年金の一元化)/自治体破産 ほか)/第2部 ニュースがわかる新聞のことば(自民党総裁/党議拘束/独立行政法人/特殊法人 ほか)

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