« 山崎元さんの『「投資バカ」につける薬』を読んでみた | トップページ | 押切もえさんの『モデル失格』を読んでみた »

2011年6月12日 (日)

藤田田さんの『勝てば官軍』を読んでみた

藤田さんの『勝てば官軍 成功の法則』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、日本マクドナルドの創業者である藤田さんの

「成功の法則」を集大成したものである。

とにかく面白いが、印象に残ったのは次のとおり。

仕事が成功するかどうかの「サーチライト」は2つ。
「西欧化」の方向に向かっているかどうか。
「時間を節約する」方向に向かっているかどうか。

マクドナルドがいい成績を上げている新潟、福島、
大阪、長崎はみな幕府の天領だった。
天領というのは直轄地だから、江戸から送ってきた
金で代官が統治していた。親方日の丸である。
だから天領の住民には勤倹貯蓄といったふうはなく
て、ある金を全部使ってしまう。
トイザらス水戸店を開店するとき、わたしが「売れる」
と主張した根拠は、水戸がかつての徳川ご三家の
1つ、つまり「親藩」だったというところにあった。
ところが、大名が統治した藩、とくに外様大名の
藩に行くと、いつ幕府に攻められるかわからないと
口ではいわないが考えていたのだろう、勤倹節約の
風はきわめて強い。
こうした県民性を知っていれば、商売上とても役に
立つし、日常の話題を豊富にすることにもなる。

商売は「女」と「口」を狙え。
商売とは、他人の金を巻き上げることだ。
儲けようと思えば女の持っている金を奪うことである。
また、口に入ったものは必ず消費され、排出される。
何時間か後には次の商品が必要になってくる。

数字に強くなれ。
電卓があっても暗算に強くなれ。
簿記3級の資格は必須である。

外国語に強くなれ。
インターネットでも英語は必要である。金儲けを志す
ならば、せめて英語ぐらいは自在にあやつれなくては
ならない。なにか事業を起こしてという野心はなくとも、
少なくとも都会に住んで仕事をしようというならば、
最低、英語ができなければダメだ。いや、わたしに
いわせれば、もう1ヵ国語をマスターしておかなければ
ならない。
外国人と対等に交渉するためには、英語は最低限の
必要条件なのである。

アイデアに金を惜しむな。
わたしは、「マクドナルド」という名前と「M」のマークを、
アメリカに使用料を払って使い、ハンバーガーを日本中
に浸透させてきた。そんなものはいらないといってしま
えばそれまでだが、成功しているものにはそれだけの
理由が必ずある。「ツキ」が理論的に解明できないよう
に、この「理由」も理論的に解明するのはむずかしいが、
である。
だから、アイデアといった「無形」のものに金を払うのは
一見ムダのように見えるけれども、ちゃんと対価を払って
アイデアを使えば、その成功している「理由」もついて
くるのだ。タダで模倣するよりも産業として成功するので
ある。

とにかく面白いのでぜひ一度読んでみていただきたい。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 価格破壊は歴史の必然である/2章 デン・フジタの成功の法則/3章 ビジネス成功の法則/4章 規制緩和なき日本に明日はない/5章 ビジネス・チャンスは無限にある

【送料無料】勝...

【送料無料】勝...
価格:1,544円(税込、送料別)

|

« 山崎元さんの『「投資バカ」につける薬』を読んでみた | トップページ | 押切もえさんの『モデル失格』を読んでみた »

自己啓発」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 藤田田さんの『勝てば官軍』を読んでみた:

« 山崎元さんの『「投資バカ」につける薬』を読んでみた | トップページ | 押切もえさんの『モデル失格』を読んでみた »