« 小宮一慶さんの『ひらめき力速習教室』を読んでみた | トップページ | 山田昌弘さんの『結婚の社会学』を読んでみた »

2011年12月25日 (日)

竹内一正さんの『ハングリーであれ、愚かであれ。』を読んでみた

竹内さんの『ハングリーであれ、愚かであれ。
スティーブ・ジョブズ最強脳は不合理に働く』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、スティーブ・ジョブズの言動に対する著者の

分析と脳科学を絡めた本になっている。

読み物としては確かに面白いが、脳科学やその他の

事象との比較などは、特に必要ないように思う。

著者の『スティーブ・ジョブズ神の交渉力』を読んだ

者としては、正直なところジョブズのエピソードの

取り上げ方に少し物足りなさを感じてしまう。

ジョブズが亡くなってしまった今となっては、数多くの

追悼本が出版されており、それらとの違いを出す

意味もあったのだろうが、あまり上手くいっているとは

思えない。

そもそも天才というのは、われわれ凡人の延長線上

にはいないのであって、凡人から見れば天才の行動

など、どれも不合理に見えるものである。

それは脳のなせる業というより、社会的なものである。

社会が受け入れられる事象であれば、天才と賞賛され

るし、受け入れられない事象であれば、排除されるだけ

のことである。

著者としては、単なるエピソードのまとめ本になるのを

避けるために、脳科学の話を絡めようとしたのかもしれ

ないが、脳科学の権威というわけでもない著者では

荷が重すぎた気がするのは私だけではないだろう。

著者には著者にしかできない、アップルにいた経験を

生かしたジョブズ本が書けるのであるから、それを

そのままの形で提供してもらいたかった。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 金欲/2 浮上/3 失墜/4 復活/5 創造/6 変化/7 突破

【送料無料】ハングリーであれ...

【送料無料】ハングリーであれ...
価格:1,470円(税込、送料別)

|

« 小宮一慶さんの『ひらめき力速習教室』を読んでみた | トップページ | 山田昌弘さんの『結婚の社会学』を読んでみた »

自己啓発」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 竹内一正さんの『ハングリーであれ、愚かであれ。』を読んでみた:

« 小宮一慶さんの『ひらめき力速習教室』を読んでみた | トップページ | 山田昌弘さんの『結婚の社会学』を読んでみた »