小宮一慶さんの『ひらめき力速習教室』を読んでみた
小宮さんの『ひらめき力速習教室
頭の引き出し整理術』を読んでみた
(5つが最高)
この本は、小宮さんが考える「ひらめき力」をつける
方法について、その基礎を教えてくれている。
『ひらめきは生まれつきの才能でしょうか。あるいは、
たまたま幸運の女神が微笑むような偶然の産物で
しょうか。
いいえ、ひらめきはそのどちらでもありません。
ひらめきとは、経験と知識、そして論理的思考力に
よって生み出されるものです。
自ら課題を設ける力、その問題を解決するための
思考力、知識と経験の蓄積、そして何より自分自身
の専門に対する確固たる自信。それらが下地に
あって、さらに、体調が良好でリラックスした状態
などがあって、初めてひらめきが生まれるのです』
小宮さんは「ひらめき」は準備から始まると考え、
情報入手の方法や頭の整理術など、これまでも
小宮さんが公開してきた仕事術をまとめている。
ただ、最近は出版のペースが早すぎる気がする。
決して内容は悪くはないし、とても読みやすく、
分かりやすく書かれているとは思う。
しかし、最近は本を何冊出版するかという目標の
ために書いているような気がして、内容が重複して
しまっている。
この本の中でも、新幹線の中で原稿を書く話が出て
くるが、本当に手馴れた報告書を書く感じで、
何枚書けるというような言い方には疑問を感じない
わけにはいかなかった。
あえて言えば、この本は、特に小宮さんの本を
あまり読んだことのない人に、これまでの仕事術の
まとめ的な本としてオススメの内容だとは思う。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 ひらめくための生活習慣術(無駄なことに脳のCPUを使わない/ベストの時間帯を知ってそこでCPUをフル回転させる ほか)/2 ひらめくための情報収集術(インプット)(インプットなしのアウトプットはあり得ない/デスクをどのように整理整頓するか ほか)/3 ひらめくための論理的思考術(すべての勉強の基礎力は、論理的思考力/優れた理解力をもつ人こそ、本当に頭の良い人 ほか)/4 ひらめくための仕事術(アウトプット)(社長のひらめきには気をつけろ/「ひらめき」を仕事に活かせる人 ほか)/5 ひらめくためのオフ活用術(物見遊山に出かけよう/想像力では補えない本物を体験する ほか)
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