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2012年1月 5日 (木)

カーマイン・ガロさんの『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』を読んでみた

カーマイン・ガロさんの『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン
人々を惹きつける18の法則』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを

分析し、テクニックの数々を明らかにしてくれている。

たとえば、iPhone発表時などスティーブ・ジョブズの

伝説のプレゼンを様々な角度から分析しながら紹介し、

その秘密を詳しく解説してくれている。

また、スティーブ・ジョブズの名文句やスライドの数々を

表の形でいくつも紹介してくれているので、実際に

どのようにプレゼン資料を作ればいいかの参考になる。

そして、スティーブ・ジョブズが繰り出した言葉の数々を

楽しむこともできる。

「今日、アップルは電話を再発明する」
「iPodはガムより小さくて軽いんだ」
「iPhone 3G。速度は2倍、価格は半分」
「マイクロソフトが抱えている問題はただひとつ。
美的感覚がないことだ。足りないんじゃない。ないんだ」
「今までに売れたiPhoneは400万台。うれしいねえ。
1日平均2万台のiPhoneが売れたことになる」

さらに、著者の解説も工夫されていて面白い。

『スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは、
大昔にアリストテレスが考案した、
人を説得する5ステップを満足している。

1 聞き手の注意を引くストーリーやメッセージを
 提出する。
2 解決あるいは回答が必要な問題あるいは疑問を
 提出する。
3 提出した問題に対する解答を提出する。
4 提出した解答で得られるメリットを、具体的に
 記述する。
5 行動を呼びかける。ジョブズの場合は「今すぐ
 ここを出て買ってくれ」といったところだろう。』

また、18の法則それぞれの紹介の後に「ディレクターズ

・ノート」というまとめが置かれているのも便利だ。

『ディレクターズ・ノート(シーン1)
①プレゼンテーションソフトを開く前によく考えて流れを
 作ること。アイデアは紙やホワイトボードに書く。
②生き生きとしたプレゼンテーションとするため、以下の
 9要素からなるべく多くを取り入れる
 ヘッドライン、パッションステートメント、3つのキー
 メッセージ、アナロジー、デモ、パートナー、実例、
 ビデオクリップ、小道具。
③ジョブズのように話せるかどうかは、どのプレゼン
 テーションソフト(パワーポイント、キーノートなど)
 を使うかではなく、どのようにストーリーを作り、
 発表するかにかかっている。

ディレクターズ・ノート(シーン8)一部抜粋
①箇条書きは避けること。必ず。いや、なるべく、か。
②1枚のスライドはひとつのテーマに絞り、それを
 写真や画像で補強する。
③見た目が美しいスライドを作れるように努力する。
 アーティストでなくてもイメージ豊富なスライドは
 作れる。』

そして、これらのことをこの本から学んだら、

後はとにかく練習あるのみである。

パワポ作りを高尚な仕事と勘違いしている人に

ぜひ読んでもらいたい一冊である。

【目次】
第1幕 ストーリーを作る
1.構想はアナログでまとめる/2.一番大事な問いに答える/3.救世主的な目的意識を持つ /4.ツイッターのようなヘッドラインを作る/5.ロードマップを描く/6.敵役を導入する/7.正義の味方を登場させる
第2幕 体験を提供する
8.禅の心で伝える/9.数字をドレスアップする/10.「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う11.ステージを共有する/12.小道具を使う/13.「うっそー!」な瞬間を演出する
第3幕 仕上げと練習を行う
14.存在感の出し方を身につける/15.簡単そうに見せる/16.目的に合った服装をする/17.台本を捨てる/18.楽しむ

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