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2012年3月12日 (月)

三橋貴明さんの『ドル崩壊!』を読んでみた

三橋さんの『ドル崩壊!
今、世界に何が起こっているのか?』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、リーマン・ブラザーズ証券が最も危ないと

考えられているというコラムがあるくらい古いが、

そこに至るプロセスは実に面白い。

正直、サブプライムローンの仕組みなどは、もっと

詳しく解説した本もあるが、この本のいいところは

「なぜ」そのようなことが起きたのかということが

上手く伝わってくるところである。

こういったバカバカしい成り行きは、経済学の大家の

どれだけ詳しい解説でも納得いかないところがあるが

三橋さんはそこの部分を本当に上手く語っている。

なお、サブプライムローン問題において、もっとも悪い

機関を三橋さんは格付け機関だとしているが、これは

決めにくい問題だと思う。

私は保証を付けた会社もローンを販売した業者も

同じように悪いと思う。

ただ、格付け機関はその制度上、大きな問題がある

ことは事実であり、日本以上に海外では影響が大きい

ということを考えれば、うなずける見解ではある。

タイトルになっている、第5章の「ドル崩壊への道」は

ドルの歴史であり、知っている人には新しいことは

ほとんど書かれていないので少しがっかりだが、

逆にそれ以外のところは面白くて一気に読める。

リーマンショックまでを再確認したい人には

おすすめの良書である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 デリバティブ6京円!?/第2章 サブプライムローン問題の本質/第3章 巧妙な錬金術の成れの果て/第4章 苦悩するFRB/第5章 ドル崩壊への道/最終章 最後に残るのはどこなのか?

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