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2012年3月18日 (日)

久保田競/田中宏暁さんの『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』を読んでみた

久保田競/田中宏暁さんの
『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、スロージョギングによって脳を鍛えよう

という本です。

まず、序章の脳科学の常識問題からして、面白い。

1.脳は10%程度しか使われていない。
 答え:ウソ
 脳はすべての部分が使われている。
 かつては脳の大半を占める「グリア細胞」の
 機能がよくわかっていなかっただけ。

2.クラシック音楽を聴くと成績が上がる
 答え:ウソ
 「モーツァルトを聴いた学生のIQテストの結果が
 良くなった」という報告もあったが、この効果は
 15分しか続かず、再現することができなかった。
 しかし、楽器の演奏を練習することで長期に
 わたって認知機能が向上すること、また、
 集中力、自己調整能力などが向上することは
 確認されている。

3.脳の損傷は回復しない
 答え:ウソ
 場所とダメージの深さによっては回復することもある。

4.脳は新しい細胞を作れない
 答え:ウソ
 脳は新しい細胞を作り続け、年齢に応じた新しい
 状況に対応する能力を持っている。

5.脳トレゲームで遊べば脳を若く保つことができる
 答え:ウソ
 ゲームで脳機能全体が強化されることはない。

そして、肝心のスロージョギングの仕方は次のとおり。

①笑顔が保てる「にこにこペース」
②はじめの目標は1日15分
③足の指の付け根で着地する「フォアフット・ランニング」
 歩幅は自然と小さく、自分の体の真下に足をつく
 2本のレールの上を走るイメージで
 あごを少し上げて走る
④走り終わったらストレッチ

スピードや自己記録の更新を目指すのではなく、

健康のためにジョギングをしているというような人

特に私のように40歳を過ぎてから始めたような人

には、脳も鍛えられていいのではないかと思う。

脳についても楽しく学べて、お買い得な1冊である。

【参考図書】
『BORN TO RUN 走るために生まれた』
 NHK出版 クリストファー・マクドゥーガル
『脳を鍛えるには運動しかない!
 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
 NHK出版 ジョン・J・レイティ

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 走れば頭がよくなるー脳科学・スポーツ医学の専門家が語るウソみたいなホントの話/第1章 仕事の効率が上がる具体例ー人生が変わる、スロージョギングの15の効果/第2章 毎日15~30分、自分のペースで走るースロージョギングで脳を活性化しよう!/第3章 走ることが脳に効く最新脳科学的エビデンスー前頭前野、10野、46野、海馬を刺激/第4章 スロージョギングの体への効能ー肥満、メタボ、生活習慣病からの脱出/第5章 さらに仕事ができるようになる!-スロージョギングにプラスしたい脳に効くエクササイズ

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