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2012年3月26日 (月)

ウィリアム・パウンドストーンさんの『天才数学者はこう賭ける』を読んでみた

ウィリアム・パウンドストーンさんの『天才数学者はこう賭ける
誰も語らなかった株とギャンブルの話』を読んでみた

 (5つが最高)

この本は、とにかく膨大な記述で、内容は興味深いが、

ギャンブルの賭け方の説明に行くまでにギャングの

ノミ行為から、通信の歴史までを盛り込んでいるので、

必勝法を知りたい人向きの本ではない。

クロード・シャノンやエドワード・ソープを中心とした

天才数学者のマーケットなどへの取組みも、

冗長さに付き合えるなら面白く読める。

ケリー基準などの投資法は特に参考にはならない。

設定した条件次第で必勝法がまったく使い物にならない

ということはよくあるが、この本に書かれたものも

まったく常識から外れた条件設定で利益がマイナスと

いうことも生じてしまう。

数式も出てくるが、必勝法としてというよりは、

物語の装飾としてという感じが強い。

ただ、投資と数学者の物語としては興味深い。

そういう意味でなら、おススメの1冊である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグ 電信サービス/1 エントロピー/2 ブラックジャック/3 裁定取引(アービトラージ)/4 サンクトペテルブルグの賭け/5 RICO法/6 破裂/7 シグナルとノイズ

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